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説明型⑩

オーバーラッピング その2

・前回は look, smell, taste など感覚系の動詞で使われるオーバーラッピングの形を見て言ったが、今回は別の種類の動詞を使って同じパターンを学んでいく。

 

 

≪Dailogue≫

【Safiya】Hi, Chris.

                 How's the job-hunting going?

【Chris】Hi, Safiya.

               It's very tough, but I've got an interview tomorrow.

【Safiya】That's wonderful.

【Chris】The problem is I always get nervous before interviews.

【Safiya】Don't worry.

                 I'm sure you'll do great.

 

 

≪Today's Key Sentence≫

I always get nervous before interviews.

(私は面接の前はいつも緊張します。)

・この文も get という動詞は出てきているが説明型になる。

 I always get(動詞) nervous(説明語句) before interviews.

・get は「手に入れる」というのが基本的な意味。

 この get は一般動詞(←be動詞以外の動詞のこと)で最もよく使われる動詞と言われている。なぜなら get は単なる動きに繋がるから。

 例えば I'll take a taxi. だと、ただそこにあるタクシーに乗るだけ。

    I'll get a taxi. だと、その場にタクシーがいないので自分が動いてタクシーを捕まえてくる。

 こうした動きが常に感じられる動詞。

・get nervous だと、get は動きが変化の動きと解釈されて「〜になる」という変化の意味合いで使われている。

・これは説明型なので、基本的に 『I イコール nervous』 という意味。これにget がオーバーラップして『I イコール nervous "になる"』となる。

 

[例文]

It's getting warmer day by day.

(日に日に暖かくなってきている。)

・warmer は比較級。形容詞 warm に er がついて「より暖かい」という意味になる。

・It's getting(動詞) warmer(説明語句) day by day.

   基本的には『it イコール warmer "になってきている"』

・day by day「日に日に」

 by のイメージは「近い」。1日1日が近い、つまり連続している感触。

 

[例文]

The entire audience went quiet.

(聴衆全体が静かになっていった)

・The entire audience went(動詞) quiet(説明語句)

・entire は whole と同じで「全体」という意味。

・went は go の過去形。

 go というのはgetが動きが変化に繋がるのと全く同じように、何かある場所から次の場所に進んでいくということにも変化が感じられる。変化の意味で使うこともある。

 

[例文]

I stayed awake until midnight to watch the match.

(私は試合を見るために深夜までずっと起きていた。)

・I stayed(動詞) awake(説明語句) until midnight to watch the match.

・stay 「とどまる」

・awake「起きて」形容詞

・基本的にイコールの文なので、『I イコール awake "の状態にとどまった"』

・until 「〜まで」until は同じ状態がその時点までずっと続くことを表す。

 

⭐︎オーバーラッピングで使われる典型的な動詞には変化や無変化を表すものがある。

 

◎GET THE IMAGE◎  英単語をイメージで攻略

前置詞 for

for のイメージは「〜向かって」方向を表す

例文:This knife is for making sashimi.   この包丁は刺身を作るためのものです。 

   イメージ< for のイメージは「目的」の意味にも繋がる。「向かって」というイメージが目的に繋がっている。

 

 

NHK 大西泰斗の英会話☆定番レシピ

出演者:大西泰斗 サフィヤ クリス MEGUMI 天野ひろゆき