MENU⑭ 自動型①自動型は「動作」を表す
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自動型①
自動型は「動作」を表す
・自動型は他動型と違い、後ろに名詞を伴わない
≪Dailogue≫
【Safiya】Is that your son who just won the 100-meter race?
【Chris】Yes. Everyone says he runs like a cheetah!
【Safiya】Well he left all the other runners behind.
【Chris】He trains very hard.
【Safiya】And he clearly has natural talent.
≪Today's Key Sentence≫
He runs like a cheetah!
(彼はチーターのように走ります。)
・run「走る」のあとに名詞がきていない。
like a cheetah は文型にはカウントしない。ただ run →どんなふうに走るの?→ like a cheetah と、run の説明をしているだけなので。
・この文は、He(主語) + runs(動詞) でできている文型=自動型。
動詞の後ろに動詞の働きかけが及んだ名詞がない。
つまり単なる動作。
[例文]
They arrived in Los Angeles.
(彼らはロサンジェルスに到着した。)
・arrive の後に名詞が来てない。つまり arrive というのは単なる動作。
「足を踏み入れる」「到着する」という動作。
・arrived「到着しました」→ どこで到着したの?→ in Los Angeled
後ろには説明がきているだけ。
・英語初心者には全部が同じように並んでいるように見えるが、英語上級者が見ると、「arrive という動作が起こったんだ。」とその動作ということが自動型で分かって、「その説明が in Los Angeled だ」というふうに考える。
[例文]
The kids are playing in the garden.
(その子どもたちは 庭で遊んでいます)
・play の後ろに目的語がないので何かに影響をおよぼす行為ではない。つまり自動型。
・play「(ただ)遊んでいる」という動作を表している。→どこで遊んでいるのかな?→in the garden
[例文]
The customer is complaining about our service.
(その顧客は私たちのサービスについて不平を言っています。)
・complain「不平(文句)を言う」
・後ろに目的語がきてないので、後ろに影響を及ぼすような雰囲気の動詞ではないということがまず分かる。
・そのため後ろに about がついてくる。
◎GET THE IMAGE◎ 英単語をイメージで攻略
前置詞 beyond
beyond のイメージは超える。
例文:beyond the border (国境を超える)
例文:beyond comprehension (理解できない)
イメージ<理解を超える = 理解できない
MENU⑭、⑮は4月29日~5月1日中に更新します。
MENU⑭、⑮は4月29日~5月1日中に更新します。
MENU⑬ 他動型④型はいつも同じ意味を運ぶ
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他動型④
型はいつも同じ意味を運ぶ
・他動型というのは、動詞の後ろに目的語がポンと置かれた形。
・型には意味があり、動詞のイメージとマッチさせることが重要。
≪Dailogue≫
【Safiya】Hi, Chris.
I hear you got married.
【Chris】Yes, I married Lucy.
【Safiya】She was captain of the girls' soccer team, right?
【Chris】That's right.
You have a good memory.
【Safiya】I also remember she's very attractive!
※attractive「魅力的な」
≪Today's Key Sentence≫
I married Lucy.
(私はルーシーと結婚しました。)
・他動型。動詞の後ろに名詞のかたまりがひとつあるので。
・他動型というのは、対象物に動詞の働きかけが及んでいる。
・married という動詞は、getするというイメージ。getするという意味合いを持っているので、with はいらない。
[例文]
We discussed the problem.
(私たちは その問題について話し合いました。)
・discuss は対象に向かってアタックをしかけていくような感触のある動詞。なのでabout は不要で、これだけで「~について話し合う」という意味になる。
[例文]
Could you explain that?
(それについて説明していただけますか?)
・explain の語源は 平(たいら)にするという感触。例えば、何か分かりづらくなっているときというのは森が茂っているような鬱蒼とした雰囲気。それを見やすくするには平にする。それが explain の語感。なので、explain は目的語にその働きかけが及んでいるので、aboutはいらない。
◎GET THE IMAGE◎ 英単語をイメージで攻略
前置詞 behind
behind のイメージは後ろ。
例文:He is behind the curtain. 彼はカーテンの後ろにいる。
例文:I'm behind schedule. 私はスケジュールに遅れています。
イメージ<スケジュールを「カーテンのようなもの」と考えると、まだそのカーテンのところまで達していないので「遅れている」となる。
MENU⑫ 他動型③文型と動詞の相性
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他動型③
文型と動詞の相性
≪Dailogue≫
【Chris】Hi, Safiya.
What are you looking at?
【Safiya】Shh!
Can you see the guy over there?
【Chris】The guy with the long ponytail?
【Safiya】Yes. He's my ex-boyfirend.
【Chris】Oh, I'll invite him to join us.
Only joking!
※ex-boyfriend「元カレ」
≪Today's Key Sentence≫
Can you see the guy over there?
(あそこにいる男性見える?)
・over there は少し距離があるものを述べるときに使う。
・the guy over there 『説明ルール』。the guy「その男性」と言ってからover there「あとこにいる」と説明を加えている。
・see「見る」という動詞は他動型で使うことができる。
他動型というのは、動詞の持っている働きかけが後ろにおよんでいる感触。なので単に「見る」だけじゃなくて、the guy に「見る」力がおよんでいるということは「見える」・何かその場所を知覚しているという感じ。
・他の「見る」動詞について。
look「見る」は他動型で使えない。look him ではなく look at him が正しい。
なぜか。look は see のように対象物を視界にとらえるという感触を持ってない。
look は「目線を向ける」というただの動作。
[例文]
Move! I can't see the television.
(どいて!私はテレビを見ることができません)
[例文]
I see your point.
(あなたの要点は分かります)
・point「要点」「論点」
・see は基本的に「対象をしっかりととらえる」という意味。そこから「理解する」という意味にもなる。
[例文]
Are you seeing anyone?
(あなたは誰か付き合っている人はいますか?)
・see 「見えている」=「会う」。さらにそこから進展して「付き合う」という意味にもなる。
◎GET THE IMAGE◎ 英単語をイメージで攻略
前置詞 on
on のイメージは接触、そこから派生してステージのonもある。
例文:I played tennis on Sunday.
(日曜日にテニスをした)
イメージ< ここでは Sunday がステージ(舞台のようなもの)になっている。そこにテニスが乗っかっている感じ。Sunday というのが"活動の場""活動の土台"のような認識になっている。そこの上で活動が行われている。なので大西先生はステージのonと呼んでいる。
いろんな on があるけれど、どれも共通しているのはやはり接触というイメージ。
MENU⑪ 他動型②目的語には目的格
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他動型②
目的語には目的格
・目的格というのは、He likes me. / I like her. など他動詞の後ろに使う特別な形。
≪Dailogue≫
【Safiya】I'm really sorry, Chris, but I want to break up.
【Chris】What? Don't you love me anymore?
【Safiya】I still like you a lot.
【Chris】That's not the same.
【Safiya】I know.
That's why I'm splitting up with you!
※split up「別れる」
≪Today's Key Sentence≫
Don't you love me anymore?
(もう僕のことは愛してないの?)
・not ... anymore 「もはや~でない」
・Don't you...? と否定疑問文は、驚き・不信感・同意を求める気持ちなどの感情的な要素を含んでいる。
・今回の文も他動型。
Don't you(主語) love(動詞) me(目的語) anymore?
動詞loveの働きかけが目的語meにおよんでいる。love の気持ちがme を覆っている感じ。
・『他動型』の目的語にくる代名詞は目的格を使うことがポイント。
例えば 「私」ならme、「彼」ならhim など。
・目的格は"指す"気持ちがふくまれる。
例えば、自分のことを噂されていると知ったときには「Me?」自分を指す。目的格はそういう感触。
[例文]
Do you know me?
(私のこと知ってますか?)
・目的語の位置に know の力がおよんでいる。その力が me におよんでいる。そこを指している感触。
[例文]
Why don't you join us?
(私たちのアクティビティに加わろうよ)
・Why don't you...? 決まり文句「~しませんか?」
・we の目的格が us。us を指している感触で。
◎GET THE IMAGE◎ 英単語をイメージで攻略
前置詞 on
on のイメージは接触。
例文:On hearing the result, she jumped for joy.
(結果を聞くとすぐに 彼女は飛び上がって喜んだ。)
イメージ<ここでは2つの出来事が「接触」している。hearing the result「結果を聞く」という出来事の上に、she jumped for joy「彼女は飛び上がって喜んだ」という出来事が乗る。テーブルのようなイメージで。
「すぐに」と訳されるのは、hearing the result と she jumped for joy が接触するくらい同時に起こっているから。
MENU⑩ 他動型①基本文型には意味がある
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他動型①
基本文型には意味がある
・基本文型とは、学校で習う S(主語)V(述語動詞)O(目的語) や S(主語)V(動詞)C(補語 名詞や形容詞) 等のこと。
・学校では習わない、文型には意味があるということを学んでいく。
≪Dailogue≫
【Chris】Oh, no!
【Safiya】What's that noise?
Who broke the window?
【Chris】I have no idea!
【Safiya】Don't lie to me!
I told you never to practice soccer here.
【Chris】Sorry, Mom.
It won't happen again.
≪Today's Key Sentence≫
Who broke the window?
(誰が 窓を割ったのですか?)
・この文は Who (主語) + broke (動詞) + the window (目的語) の『他動型』の形になっている。いわゆる SVO だけど、ここでは大西先生の造語『他動型』といって説明していく。
・この『他動型』には共通した意味がある。それは、動詞の働きかけが目的語におよんでいる、ということ。
・つまり、 broke は「壊す」ということ。それが直接後ろの目的語におよんでいる。
[例文]
My mom burned the apple pie.
(私の母は アップルパイを 焦がしてしまいました。)
・My mom (主語) burned (動詞) the apple pie (目的語).
これも動詞の後ろに目的語がくる『他動型』。
目的語に直接働きかけている。apple pie に burn がおよんでいる。
[例文]
I know Picasso.
(私は ピカソを 知っています)
・I (主語) know (動詞) Picasso (目的語).
・ピカソのことを知っているから、直接ピカソに「知る」ことがおよんでいる。
know の働きかけが 目的語のピカソにおよんでいる。
・これを聞いたネイティブスピーカーは「ピカソのことをよく知っている方なんだな」と思う。なぜなら know がピカソを覆っている・およんでいるから。
[例文]
My father runs an Italian restaurant.
(私の父はイタリアンレストランを経営しています。)
・My father (主語) runs (動詞) an Italian restaurant (目的語).
・run が イタリアンレストランにおよんでいる = レストランを走らせる = 経営する
・そのまま「走る」という意味なら、 My father runs to the Italian restaurant. (私の父はイタリアンレストランまで走っていく) となる。
◎GET THE IMAGE◎ 英単語をイメージで攻略
前置詞 on
on のイメージは接触。
交通機関にも on はよく使われるが・・・
例:on the train / on the bus / on the ship
イメージ<例えば電車の上に乗っかるイメージ。やはり接触のイメージ。
出演者:大西泰斗 サフィヤ クリス MEGUMI 天野ひろゆき
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MENU⑨ 英語は「配置の言葉」
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英語は「配置の言葉」
≪Dailogue≫
【Safiya】Did you call Sayaka?
【Chris】No. I wrote a letter.
【Safiya】A letter?
You should talk to her directly.
【Chris】I'm scared of her reaction.
【Safiya】Well, good luch then!
≪Today's Key Sentence≫
I wrote a letter.
(私は手紙を書きました。)
・日本語は語順をバラバラにしても通じるが、英語はそれができない。
英語は位置によって機能(主語・目的語など)が示されている。
・この文は、『他動型』
主語のあとが『動詞+目的語』になっている。
英語を話すときは、その場所にそれぞれ放り込んでいく意識で言う。
主語の場所に I 、動詞の場所に wrote 、目的語の場所に a letter 、という気分で。
[例文]
I bought a T-shirt with a cute blue manta ray desigh.
(かわいい青いエイのデザインのTシャツを買いました)
・長い文のように思えるが、それぞれの位置に放り込んでいくだけ。
主語のあとに、動詞 bought 、目的語 a T-shirt with a cute blue manta ray desigh を放り込むだけ。
◎GET THE IMAGE◎ 英単語をイメージで攻略
前置詞 on
on は上にある、というイメージから派生して接触というイメージもある。
例文:There's a pen on the desk. イメージ<机の上にペンがある
例文:There's a mosquito on the ceiling. イメージ<天井に蚊がとまっている=天井に接触している
出演者:大西泰斗 サフィヤ クリス MEGUMI 天野ひろゆき
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