MENU⑧ 英語は日本語と違う 指定ルール~話し手の態度は前置き~
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英語は日本語と違う
指定ルール~話し手の態度は前置き~
・日本語でいう、「率直に言うと・・・」「正直に言うと・・・」のようなもの
≪Dailogue≫
【Onishi】Hi, Safiya.
I'm being glad to see you. ※正しくは I'm glad to see you.
【Safiya】Seriously, you need to improve your English.
【Onishi】Really? How can I do that?
【Safiya】Try listening to Radio Eikaiwa every morning.
【Onishi】OK, I'll do that.
Soon I'll be totally fluent!
≪Today's Key Sentence≫
Seriously, you need to improve your English.
(まじめな話ですが、あなたは英語を改善する必要があります。)
・Seriously「まじめな話ですが」話し手の態度が前に置かれている。
これからする話は真面目な話だと"指定"している。『指定』は前に置く
・これが後ろに置かれ場合
You need to practice English seriously.
意味が「あなたはもっと真剣に英語を練習することが必要です」となる。
説明ルールとなり、practice English の説明になっている。「英語を練習する」ことの説明「もっと真剣に」。
[例文]
To my surprise, I passed the English exam. (驚くべきことに私は英語の試験に合格した)
・To my surprise「びっくりしたんだけど」と後ろの内容を指定している。これからびっくり話するよ、と。
・他の同様の表現に、
To my sorrow, ... 「悲しいことに」
To my disappointment, ... 「落胆したことに」
[例文]
As far as I know, the flight is on time. (私の知る限り、フライトは時間通りです。)
・As far as I know「私の知る限り」決まり文句。
・事実かどうかは分からないが、次に述べる文は「私の知ってる限り」そうだと"指定"している。
◎GET THE IMAGE◎ 英単語をイメージで攻略
前置詞 about
about のイメージは周り。
例文:This is a book about lions. これはライオンについての本です。
イメージ<ライオンの周りのいろんな情報が載っている本。大きさや習性・生息地など。
MENU⑦ 英語は日本語と違う 指定ルール~時表現は前置き~
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英語は日本語と違う
指定ルール~時表現は前置き
≪Dailogue≫
【Chris】Hi, Safiya. Is everything OK?
【Safiya】My husband stopped going to the gym.
【Chris】That's because he's very busy, isn't it?
【Safiya】Yes, but he's putting on a weight.
【Chris】Why don't you suggest going on a diet?
【Safiya】Well, I could try.
≪Today's Key Sentence≫
My husband stopped going to the gym.
(私の夫は ジムに行くのを やめました。)
・日本語は「やめました」と過去と分かるのは最後。
英語は最初の stopped で過去と分かる。
・『指定ルール』指定は前に置く
後ろの内容がいつ起こったのかを指定するために、時表現は前に置く。
英語では話始める瞬間に適切な時表現を選択する必要がある。
[例文]
I sent you six text messages!
(私はあなたに6つのテキストメッセージを送りました。)
・send - sent - sent 「送る」
[例文]
I left my bag on the train.
(私はカバンを電車を置いてきてしまった)
・leave - left - left 「去る」「去って残しておく」=「忘れる」
・on は電車の"中"という感じではなく"電車に乗っかってる"という感触がある。
・「忘れる」という単語 forget もあるが、場所 on the train があるので「残して去っちゃった」という感触があるので、ここでは leave(left)が使われている。
ものを残して行ってしまったという場所つきの意識があるときは、leave - left - left を使おう。
[例文]
What do you do?
・現在形の文。現在形というのは"普段からずっと"という、今を含んで長いスパンを感じるかたち。「普段から何をやっているんですか」=相手の職業を尋ねている。
※今なにをしているか行動・動作を聞くときは What are you doing?と進行形になる。
◎GET THE IMAGE◎ 英単語をイメージで攻略
前置詞 about
about のイメージは周り。
例文:Think about it. 「よく考えてみて」
イメージ<Think about it. はこの角度やあの角度について全ての角度を深く取り入れて考える。全ての周りにある全ての角度から考えてみて。という感じ。
MENU⑥ 英語は日本語と違う 指定ルール~ not は前に~
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英語は日本語と違う
指定ルール~ not は前に~
≪Dailogue≫
【Chris】I'm going to make a carrot cake for Ken's birthday.
【Safiya】Er ... Ken doesn't like carrots.
【Chris】But carrot cake is not same as carrots.
【Safiya】Maybe. To be safe, though, I would make brownies.
【Chris】I guess you're right.
≪Today's Key Sentence≫
Ken doesn't like carrots.
(ケンはニンジンが 好きではありません。)
・否定文もやはり語順が逆。
・『指定ルール』指定は前に置く
否定したいことの直前に not を置いて修飾するのが指定ルール。
not「~でない」
この後ろには「~でない」こと が続く。だから後ろを指定するために前に置く。
[例文]
I didn't sleep at all yesterday.
(私は昨日はは まったく寝ませんでした。)
・at all「どんな観点であっても」at は点のイメージ
・not...at all「どんな観点であっても~ない」= 「全然~ない」
[例文]
I' not young anymore.
・anymore「これ以上いかなる文量であっても」
・今までは Ken doesn't like... や I didn't sleep... など動詞の前にnot があるが
be動詞は be動詞のあとに not がくる。なぜか→意味が薄いから。be動詞に意味はなく、単なる ”=”イコールなので。例:I am young. は、I = young 私 イコール 若い。
ここで否定したいのは young。なので否定したいものの直前に not がきている。
[例文]
I tried not to laugh.
(私は笑わないよう努力した。)
・try「頑張る」「試みる」
・not は否定したいものの前にくる。ここでは to laugh の前にきてるので、これを否定したい。「私は笑わないようにがんばった」
・not の場所は常に否定したいものの前にくる。否定的な文脈に"指定"したいから。
・これが I didn't try to laugh. だと「私は笑う努力をしなかった」という意味になる。
◎GET THE IMAGE◎ 英単語をイメージで攻略
前置詞 about
about は 周りというイメージ。
例文:I'm about 70 kilos. 私は約70キロです。
イメージ<70キロの周りにある69.5キロとか70.5キロとかも含めて。
出演者:大西泰斗 サフィヤ クリス MEGUMI 天野ひろゆき
最近サボっていた単語帳をまた開始しました。
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94~95ページを2回音読(この本の音声アプリでシャドーイング)しました。
MENU⑤ 英語は日本語と違う 指定ルール~助動詞~
今日のMENU
英語は日本語と違う
指定ルール~助動詞~
・指定ルールとは大西先生が作ったことば
≪Dailogue≫
【Chris】Kaori told me she would go out with me.
【Safiya】So, fix a date ASAP. *1
She may change her mind.
【Chris】why do you say that?
【Safiya】Because she likes guys who are decisive. *2
【Chris】Oh, I see.
Er ... So, I'll call her soon.
【Safiya】Aagh!
*1 ASAP = As soon as possible「できるだけはやく」
*2 decisive「決断力のある」。decide 動詞「決める」の形容詞
≪Today's Key Sentence≫
She may change her mind.
(彼女は 心変わりする かもしれません。)
・やはり日本語と語順が逆で、かもしれない = may が最初にきている
・助動詞を置くのは主語の後ろ、助動詞のあと動詞は原形。
・『指定』は前に置く
may がなければ「かもしれない」という意味が落ちて「彼女は心変わりする」のような事実チックなかたちになってしまう。
may「かもしれない」が先にあることによって次にくるのが「かもしれない」ワールドの話という指定ができる。ここで指定を行って、その後ろにその「かもしれない」ワールドの中にくるものが入ってくる。
[例文]
He is hungry. (彼はお腹がすいている) 事実
⇒ He must be hungry.
・must という助動詞をつけたら指定が入ってくる。話し手の気持ちが must 「~に違いない」に込められている。
・この「~違いない」は事実かどうかは別として話し手の気持ちがそうだと言っている。だからこそこの must は指定するために前に置かなくてはならない。「彼は違いない」と言ってからその後ろにその内容がくる。
[例文]
You should be proud of yourself. (あなたは自分自信にもっと誇りを持つべきです)
・should「~すべきだ」というのは must の子分。must よりも少し意味が弱まったもの。
・You should「あなたは~べきです」と先に言い切る。その気持ちになることが大事。
[例文]
I can't see the road sign from here. (ここから道路標識を見ることができない)
・I can't see 「見ることができない」を先に置く。日本語と違って前に置く。
◎GET THE IMAGE◎ 英単語をイメージで攻略
前置詞 about
about のイメージは 周り
例文:Look about you. イメージ<あなたの周りを見て
MENU④ 英語は日本語と違う 節
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英語は日本語と違う
節
・節というのは、文の中で部品として使われる小さな文のこと。
・今回は節と名詞の関係を見ていく。
≪Dailogue≫
【Chris】I haven't seen Helen in a while.
【Safiya】I heard the news that she quit.
【Chris】Really? Any idea why?
【Safiya】I think she was headhunted.
【Chris】What a pity!
I really enjoyed working with her.
≪Today's Key Sentence≫
I heard the news that she quit.
(彼女が辞めたという ニュースを聞きました。)
・quit「辞める」
・主語を除くと、やはり語順は逆転している。
英語は大切な内容 = ニュース という名詞をしっかり述べてから、どういうニュースかを節を置いて説明している。
・the news と that 以下の内容は同じ内容を指している。
『説明ルール』説明は後ろに置く
まず I heard the news と言ってから、後ろに説明を言っている。
[例文]
I had a feeling that he was lying.
(私は彼が嘘をついているような気がしました。)
・lie「うそ / うそをつく」。ing をつけると lying に変形する。
・ここでも説明ルール。
まず、I had a feeling「私はそんな気がした」と言う→どういう気がしたの?→that he was lying「彼が嘘をついている」
[例文]
This is the actor that my father likes.
(これが私の父が好きな俳優です。)
・the actor とまず大切なことを言って→どんな俳優?→that my father likes「父が好きな(俳優)」
◎GET THE IMAGE◎ 英単語をイメージで攻略
前置詞 at
at once「すぐに~」
例文:Do it at once. 「すぐに / 一度に やってくれ」
イメージ<一度にやってくれ という"点"が意識されている
※どんな使い方でも at は点として理解されている。
MENU③ 英語は日本語と違う to不定詞
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英語は日本語と違う
to不定詞
・to + 動詞の原形
≪Dailogue≫
【Safiya】What did you do on Saturday?
【Chris】I went to the shop to buy a figure.
Look.
【Safiya】Awesome!
It must have been expensive.
【Chris】Well, it wasn't cheep.
But it'll soon be worth three times as much. *1
【Safiya】Oh, right.
*1 (これから3倍の価値になる)
≪Today's Key Sentence≫
I went to the shop to buy a figure.
(私はフィギアを買うために店に行きました。)
・主語を除いて、日本語と英語と語順が逆になっている。
重要なことを先に言って、to不定詞で後から説明。
・『説明ルール』説明は後ろに置く
最初に言い切る。私はお店に行った→何しに行ったの?→to buy a figure
・今までの英語の授業で to不定詞 が「~ために」と訳されるのは、to に目的「~ために」という意味があるからではない。日本語の解釈の都合ために「~ために」と訳されているだけ。
これからは to不定詞がきたら、前の文の説明なんだなと思えばいいだけ。
・後ろに置けば説明になる、というのは to不定詞でもあてはまる。これをしっかり身につけよう。
[例文]
I was disappointed to hear the news.
(そのニュースを聞いて 私はガッカリしました。)
・disappointed「がっかりした」
・I disappointed →なんでガッカリしたの?→ to hear the news
・to hear the news というのが disppointed の原因になっている。
[例文]
She has grown up to be a remarkable young lady.
(彼女は育って すばらしい女性になりました。)
・grow up「育つ」 grow-grew-grown
・remarkable「素晴らしい」「注目に値する」
・have grown 現在完了形。今のことについて言っている意識がある。「彼女は育った、今 育ったんだ」
・彼女は育った→どんな風に育ったの?→to be a remarkable young lady
・to不定詞が結果(どういう女性になったか)を表している。
日本の辞書には、to不定詞は目的・原因・結果・判断の根拠などを表すと書いてあるが、to にそんな意味があるわけではない。ただ説明の位置に置かれてるから、上手い説明になるように解釈されているだけ。
大切なのは語順。
◎GET THE IMAGE◎ 英単語をイメージで攻略
前置詞 at
not ~ at all 「決して~ない」非常に強い否定
例文:He is not a genius at all. 「彼は決して天才ではない」
イメージ<どの点から見ても 彼は天才ではない。なので強い否定になる。
MENU2 英語は日本語と違う リポート文
今日のMENU
英語は日本語と違う
リポート文
・「~だと思います」「~だということを知っています」「彼は~と言いました」など考えていることや誰かの発言をリポートするときの表現。
≪Dailogue≫
【Chris】It looks like the rain has stopped.
【Safiya】I think you're right.
【Chris】Great. So, how about playing tennis?
【Safiya】Excellent idea.
【Chris】Oh, no! It's started again!
≪Today's Key Sentence≫
I think you're right.
(私はあなたの言う通りだと思います。)
・このタイプの文を大西先生はリポート文と呼ぶ。
英語では「思う」や「知っている」は先に言って、内容は節のかたちで後で説明する。
・節というのは、文の中で使う小さな文のこと。(この番組で使っていくことば)
この会話の中だと "you're right" がそれにあたる。
・『説明ルール』説明は後ろに置く
まず I think と言い切ってしまう。
そして説明は後ろに置くので、節を置く。それだけでOK。
I think「私は思います」→何を思うの?→you're right
[例文]
She always says she's busy.
(彼女は忙しいと いつも言います。)
・She always says →何て言うのかな?→she's busy
説明は後ろに置いている。
[例文]
My teacher told me I need to study harder.
(私の先生は 私はもっと一生懸命勉強する必要があると 私に言いました。)
・My teacher told me →何て言ったのかな?→ I need to study harder
言うときは、My teacher told me と言って、一旦きってもいいし・"Er..."と言って悩んでもいいし・続けてもいいし、時間ゆっくり使いながら後ろを埋めていけばいい。
◎GET THE IMAGE◎ 英単語をイメージで攻略
前置詞 at
時間の at について。
例文:I woke up at five this morning. イメージ<5時の点で起きた
時間の at もやはり点のイメージ。