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Today's Recipe
控えめな提案をするレシピ(提案③)
・提案というのはいわば相手を動かす表現。なのであまり強い表現をすると相手は厚かましく感じることもある。
・今回は控えめな表現を学ぶ。
≪Today's Dailogue≫
【Mom】Roxy, are you excited about seeing your grandparents in Oxford?
【Roxy】Yes, but Dad said it's cold in their house.
【Mom】It might be a good idea to take your hanten coat.
【Roxy】Mom, people don't wear those in the UK! *1
【Mom】You don't have to wear it outside, just in the house. *2
【Roxy】I don't know, Mom. Do I have to?
【Mom】No.
◎Today's Key Sentence◎
It might be a good idea to take your hanten coat. [控えめな提案]
(あなたの「はんてん」を持っていってもいいかもしれません。)
・might がポイント。may 助動詞の過去形で、may よりも少し引いた表現。
may が「～かもしれない」、might 「ひょっとしてそうなのかもしれない」と少し可能性が下がる。この下がった感触が控えめさにつながる。
It is a good idea. だと強く、押しつけがましい。
◎Recipe Options◎(他の例)Ⅰ
Suppose we ask Julia to help. [控えめな提案]
She's very reliable. [理由]
・「ジュリアに助力を頼むのはどうでしょう。彼女はとても信頼がおけますよ」。
・Suppose 「仮に～してみよう」。相手に直接「～しなさい」と言っているわけではないので、控えめに感じる表現。
◎Recipe Options◎(他の例)Ⅱ
What if you stopped eating sweets? [控えめな提案]
That would help you get fitter. [理由]
・「甘いものを食べるのをやめたら？それはあなたがもう少し健康になるのを助けますよ」。
・What if 「もし～だったら」。
・ポイントは stopped と仮定法になっている。仮定法とは可能性が低い、可能性が全くないことを表すかたち。なので一歩引いて現実感のないようにしているので、押しつけがましくない。
・would にも過去形になっていて「することになるんだろうな」と柔らかい表現になっている。
・fit (比較級fitter ) は単に痩せるというものではなく、しっかりと筋肉が骨にピチっとくっついてどよんとしてない、健康という感じ。
◎Let’s get cooking!◎
友人に「スナックを食べるのをやめてみたらいいかもしれませんね」と伝えよう
⇒ It might be a good idea to stop eating snacks.
≫Dialogue Review≪
*1 people don't wear those in the UK!
・「イギリスでは人々はそれを着ないのですよ」
・don't wear と現在形が使われている。現在形は今を含む広く一般的に成り立つ内容について述べることがとても多い。今この時点だけで起こっていることを表しているわけではない。一般的な内容を述べたかったら現在形を用いる。
*2 have to
・have to とmust の違い
must は「私があなたがしなければいけない と言いますよ」と自分から言うので強く感じる。
have to も同じくらい強いけど、一般性が感じられる。
☆否定文になると大きく意味合いが変わってくる。
don't have to 「～する必要がない」
must not 「すべきではない、～してはいけません」強い禁止
出演者：大西泰斗 サフィヤ クリス
今日もできませんでした。
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