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Today's Recipe

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≪Today's Dailogue≫

【Eric】Hey, Kay. Check out this old German camera.

【Kay】Oh, nice. I've wanted one of those since mine broke. *1

【Eric】But look at the price.

【Kay】It's not bad... but I could get it cheaper. *2

【Eric】Oh, someone's calling. Will you hold my basket while I'll go outside to talk?

【Kay】Sure, no problem.

【Eric】Thanks. The clerks are kind of strict. *3

 

 

◎Today's Key Sentence◎

Will you hold my basket while I go outside to talk?  [~してくれますか?]

(私が外に出て話している間、このかごを持っていてくれますか?)

・Will you...? 丁寧な依頼文。丁寧というのは距離をとっているイメージ。逆に丁寧じゃないのは" Hold my basket..."という命令文。

・Will you...? というのは基本的には相手の意志を尋ねている。

・ただ丁寧すぎないので日常で気軽によく使う表現。友人や家族にも使うカジュアルな表現。

 日本語で言ったら「~してくれない?」くらいの感覚。

・hold = がっちり掴んでおくイメージ

・while は2つの時間のギアが回っているイメージ。「私が go outside している」出来事のギアが回っていて、もう1つのギア「hold my basket」も同時に回っている感触。

 

 

◎Recipe Options◎(他の例)Ⅰ

Would you turn down the AC?  [~してくれますか?]

・「エアコンを弱めていただけませんでしょうか。」

・turn down アメリカの古いACは温度を弱めるときダイヤルのようなものを回してたので、今でもエアコンを弱めるときは turn down と表現する。

・Would you...? 過去形にすることによってさらに距離をとっている。過去形というのは遠くに出来事が起こったなー、という距離感がある感触がする。なので Will you よりもさらに丁寧な表現になっている。

 

◎Recipe Options◎(他の例)Ⅱ

Could you give me a hand, please?  [~してくれますか?]

・「ちょっと手伝っていただけませんか」。

・非常に丁寧な表現。

・Could you 、つまり can はできるかどうか能力を聞いているところから、間接的でまず距離をとっている。 そして過去形を使うことによってさらに距離が離れて丁寧度が増している。

・Would you...? Could you...? は目上の人やお店の人など他人に対して使う。

 あと友人同士でも特別のお願いがあるときは使う。

 

 

◎Let’s get cooking!◎

仕事の多さを心配して声をかけてくれた友人に「私の報告書を手伝っていただけませんか?」とお願いしてみよう

⇒ Could you give me a hand with my report?

 

 

≫Dialogue Review≪

*1 I've wanted one of those since mine broke.

・I've wanted ... since... 過去完了形

・mine 私のもの()ここでは「私のカメラ」

・「私のカメラが壊れてしまってからずっと欲しかったの」

*2 could

・「もしかするとできるかもしれない」過去形の助動詞はちょっと引いた表現になる。

「できるよ」ではなく「できるかもしれない」。

*3 The clerks are kind of strict.

・「ここの店員はちょっと厳しい」

・kind of 「ちょっと」。strict の前に置かれている。ただstrict「厳しい」わけではなくkind of レベルでstrict「厳しい」。レベル指定が行われている。指定語は前に置いている。この位置の感覚を大切にしておこう。

 

 

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